繁忙期に不足するオンライン配信用パソコンを230台調達。無理な相談でも「できない」と言わない提案力と対応力が魅力。
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1998年に創業した株式会社ブイキューブは、すべての人が平等な機会を得られる「Evenな社会の実現」を目指し、3つのDX事業を展開しています。本記事で取り組みをご紹介しているイベントDX事業(オンライン・ハイブリッドイベントの配信支援)の他、防音個室ブース「テレキューブ」を提供するサードプレイスDX事業、リモートコミュニケーションのプロダクト提供やアプリ開発支援を行うエンタープライズDX事業を手掛けています。
ビジネスサポート本部
テクニカルオペレーショングループ
サブグループマネージャー
加藤 雄一 様
1チーム チームリーダー
中根 温美 様
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株式会社ブイキューブ
株式会社ブイキューブは3つのDX事業を手がけていますが、今回はレンタルマーケットの商材をレンタルしているオンライン・ハイブリッドイベントの配信支援を手がけるイベントDX事業における取り組みを紹介します。
イベントDX事業は、製薬会社が主催する医療従事者向けのセミナーをはじめとして、株主総会や採用関連イベントなどといった様々なオンラインイベントやハイブリッドイベントの開催や配信を支援しています。サービスの提供方法は主に2つ。1つは、同社が配信機材をイベント会場に送付し、同社のスタッフが赴いてイベント開催やオンライン配信を支援する方法。もう1つは、同社のオフィスがあるビル内に特設したスタジオで収録・配信したり、観客を呼べる会場でリアルとオンラインのハイブリッドイベントを開催したりする方法です。
年間を通しての配信がピークを迎える6月に不足分をレンタルで調達する計画を2024年秋に策定。それをお手伝いするパートナーとして選ばれたのがレンタルマーケットです。今回はイベント機材の調達や管理を行うビジネスサポート本部テクニカルオペレーショングループの加藤雄一 様と中根温美 様に実現までの道のりとレンタルマーケットの魅力についてお伺いしました。
レンタルマーケット利用前の課題
- 配信がピークを迎える6月に配信用パソコンが不足
- 高機能かつ配信プラットフォームとの相性もあり機種選定が難しい
- トラブルやそれにつながるインシデントが配信中に起きるのは致命的
レンタルマーケットを利用した効果
- 不足する配信用パソコンをレンタルマーケットから230台調達
- デモ機を持ち込んで配信テストするなど現場検証を徹底して実施
- 検証を徹底したこともあり、配信トラブルやインシデントはゼロ
繁忙期に不足する配信用パソコンをレンタルで賄う計画を策定
――加藤 様と中根 様の主な業務内容と、2024年の秋に策定した計画の内容について教えてください。
ビジネスサポート本部のテクニカルオペレーショングループに所属する私たちの主な業務はイベントDX事業が手がけているオンライン・ハイブリッドイベントの運営や配信に必要な機材の調達や管理、それにかかるコストを適切にコントロールすることです。
オンライン配信の要となる機材が高性能なノートパソコンです。配信需要は堅調なものの時期によって必要となる台数が激しく変動するため、私たちは新たなチャレンジとして自社在庫の台数を減らして、繁忙期の不足分をレンタルで調達する計画を掲げました。2024年秋に検討を開始し、年間を通しての配信がピークを迎える翌6月(2025年6月)に実現するべく準備を始めました。
――大胆なチャレンジですね。レンタルマーケットの出会いはどのようなものでしたか。
私たちの取り組みを支えるパートナーとして選んだのがレンタルマーケットです。レンタルマーケットを知っている当社のOBに紹介してもらい営業担当者に連絡を取ると、すぐさま当社を訪問してくれました。驚いたのが訪問人数の多さです。5~6人はいたでしょうか。気合が入っていると感じて好印象だったことを覚えています。
10社近くに見積もりを依頼しましたが、レンタル費用や当時希望した機種の在庫数はもちろんのこと、困っている時に助けてくれたり、無理も聞いてくれたりしそうな心強さが決め手でした。
配信用パソコンの選定や現場検証を繰り返し、社内稟議を通過
――実現に向けた動きは、どのように進んでいったのでしょうか?
プロジェクトを成功させるための最初のハードルが社内の稟議を通すことでした。当社は新たなチャレンジは大歓迎なものの、配信用パソコンは極めて重要な機材であり、トラブルは致命的になりかねません。そのため、社内の関係者からは妥協なき品質と確実な安定供給について徹底的な検証を求められました。不足分をレンタルで賄うという調達スキームについても、万全のバックアップ体制の提示が必須でした
関係者からの承諾を得るため、レンタルマーケットには様々なことを協力してもらいました。
機種の選定や在庫確認、コスト試算や納期確認。これらを何度も繰り返した甲斐もあって年末が押し迫る日に承諾を得て、社内の稟議を通せた時は本当に嬉しかったですね。
配信トラブルやインシデントはゼロ。全ての案件をトラブルなく完遂
――社内での稟議を通すまでにも多くのご苦労があったとのことですが、実際に動き出してからはいかがでしたか。
社内の稟議を通した後、実際に準備を始めてからも大変でした。と言うのも、配信用PCは、一般の業務機とは異なる特出したハイスペックな機種が求められるため、必要台数の確保が容易ではありませんでした。さらに、機種によっては配信プラットフォームとの相性問題(マッチング)が発生する可能性もあり、十分に考慮する必要がありました。
デモ機を現場に持ち込んで検証する作業は欠かせず、現場からOKが出るまでの間、丹念に繰り返し新たなスペックのご提案をいただきレンタルマーケットには感謝しています。
年間を通しての配信がピークを迎える6月に向けて、緊張感が高まる5月頃、最も高い壁に直面しました。配信用PCの最終機種選定が難航し、思った以上に検証に時間を要してしまったのです。これにより、納入期限が目前に迫り、全ての機材が期日までに揃うかどうかも微妙な状況となり、現場の緊張感は最高潮に達しました。
――それはかなり神経を使われた場面だったのではないかと思います。現場の緊張感が伝わってきますね。
この窮地で、レンタルマーケットはギリギリまで粘る私たちの要望に全力で応えてくれ、迅速かつ柔軟な対応力のおかげで、必要台数を無事期限内に確保することができました。この時の対応力は今も忘れません。
また導入後に配信トラブルやそれにつながるインシデントも発生せず、社内からも今回の新しい取り組みについて称賛を得ることができました。
無理な相談もできないと言わず、積極的に提案・対応してくれる
――今後の方針があればお聞かせください。
この先、既存のPC選定の見直しを図る予定です。
詳細の検討は今後になりますが、レンタルマーケットから大胆な提案があれば検討したいですね。今回のチャレンジで成功をおさめたこともあり、社内の評価も高いので期待しています。
レンタルマーケットの最も魅力的な点は、どんなに難しいことを相談しても「できません」と決して言わないことです。どんな相談でも真摯に向き合ってくれて持ち帰って検討してくれます。検討した結果できない場合もゼロ回答はなく、積極的に代案を提案してくれます。こうした姿勢は、新しいチャレンジに日々挑む当社にとって貴重な存在です。これからもよろしくお願いいたします。
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1998年に創業した株式会社ブイキューブは、すべての人が平等な機会を得られる「Evenな社会の実現」を目指し、3つのDX事業を展開しています。本記事で取り組みをご紹介しているイベントDX事業(オンライン・ハイブリッドイベントの配信支援)の他、防音個室ブース「テレキューブ」を提供するサードプレイスDX事業、リモートコミュニケーションのプロダクト提供やアプリ開発支援を行うエンタープライズDX事業を手掛けています。
ビジネスサポート本部
テクニカルオペレーショングループ
サブグループマネージャー
加藤 雄一 様
1チーム チームリーダー
中根 温美 様

