快適なテレワークに必要な7つの機器!選び方の重要ポイントを解説
オフィスから離れた場所で働くテレワークは、いつもの作業効率と差が生まれないようにデスク環境づくりをしっかり整える必要があります。
働く場所が異なっても同じ作業ができるようにパソコンや周辺機器を揃え、尚且、オンライン会議などに対応できるようにしなければなりません。
しかし、はじめてテレワークを導入する際に、どのようなスペックのパソコンや周辺機器を揃えていいかわからないという方も多くいます。
そこで今回は、快適なテレワークに必要な7つの機器と選び方の重要ポイントを詳しく解説していきます。
また、必要な機器を揃える方法も記事の最後でご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
テレワーク導入時の課題となるパソコンや周辺機器の調達
IT企業ではスタンダードになりつつあるテレワークですが、「遠隔地勤務でも作業効率を落とさずに業務ができるかどうか」という懸念点があります。
快適なテレワークを実現させるためにはパソコンをはじめ、Wi-FiルーターやWebカメラなどの周辺機器を揃えなければなりません。
テレワークではオフィスで使用していた機器ではなく、新たに機器を調達するケースが多いため、できるだけコストを抑えつつ必要最低限の機器だけ揃えたいという方も多いでしょう。
機器を十分に揃えることができないままテレワークに切り替えてしまった場合、以下のような問題が生じる可能性があります。
- パソコンの処理能力や通信速度の低下に伴い、作業効率が落ちる
- Webカメラがないため、オンライン会議に対応できない
- セキュリティ対策不足によるパソコンのウイルス感染
これらは事業の売上に大きく関わってくるため、テレワーク導入前にかならず解決する必要があるのです。
快適なテレワークに必要な7つの機器と選び方のポイント
今まさにテレワーク導入に必要な機器を選ぼうとしている方に向けて、快適な作業を実現させるために必要な7つの機器をご紹介していきます。
業務を問題なくこなせるスペックのパソコン
まずパソコンのメーカーですが、ここでは多種多様な業種で使用されている「Windows」を前提にご説明していきます。
推奨されるのは「Windows 10 Home以降」のOSとなり、会社全体の業務に触れたり管理したりする場合には「Windows 10 Pro」を選びましょう。(2021年7月時点)
また、テレワーク用のパソコンは、本来オフィスで行うべき業務を問題なく行える「CPU」「メモリ」「ストレージ」の3つをおさえて選びましょう。
パソコンの頭脳といわれるCPUですが、最新のモデルは「インテル Core」もしくは「AMD Ryzen」の何れかが搭載されているケースが多く、推奨されるのは「Core i4(Ryzen 4以上)」です。
ブラウジングや表計算業務だけであれば「Core i4」で問題ありませんが、複数のアプリケーションを立ち上げながらオンライン会議ツールを使用することが想定される場合は、「Core i5以上」 のモデルを選びましょう。
CPUと連携してデータ処理を行うメモリは、ブラウジングや表計算業務だけであれば「4GB」あれば十分です。一定以上の処理能力が要求されるオンライン会議ツールを利用する場合は「8GB以上」が推奨され、動画編集などを行う場合には「16GB以上」ほしいところです。
最後にストレージですが、HDDよりも処理速度が向上したSSDが搭載されたモデルを選ぶのがポイントです。
パソコンのスペック選びは最も悩みどころですが、「Windows 10 Pro」「Core i5以上」「8GB以上」「SSD搭載モデル」が揃っていれば快適なテレワークが実現します。
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テレワークに変革をもたらすタブレット端末
カフェやコワーキングスペースなどでテレワークを行う場合、作業内容によっては持ち運びが楽な「iPad」などのタブレット端末が便利です。
タブレット端末はアプリケーションを使用した業務を行えるだけではなく、情報を表示させるツールとしてノートPCと合わせて利用することもできます。
最近のタブレットはノートPCに引けを取らない処理能力が搭載されているモデルもあるため、テレワークでも多く活用されています。
自宅での作業効率を上げる液晶モニター
ノートPCやデスクトップPCと接続可能な液晶モニターは、パソコンの画面とモニターの2画面表示で作業効率を上げてくれる機器です。
たとえば、パソコンの画面でブラウジングをしながら、液晶モニターの画面でMicrosoft Officeの表計算ソフトを表示するといった活用ができます。
選び方のポイントになるのがパソコンとの接続方法です。ノートPCの場合はHDMI端子、もしくはUSB Type-C端子による接続が主流で、デスクトップPCの場合にはさらにDisplayPortが加わります。
液晶モニターを充電しながら利用したいという場合は、USB 3.1以上のケーブルを選ぶのがおすすめです。
オンライン会議に対応できるWebカメラ
テレワークが普及したことで、社員同士や取引先とオンラインで会議することは珍しくなくなりました。
顔を見せるオンライン会議ではWebカメラが必須となり、Webカメラが搭載されたパソコン、もしくはパソコンに取り付けできるWebカメラ機器を用意しましょう。
オンライン会議を快適にするヘッドセット
オンライン会議中に相手の声が聴き取れない、相手に声が届きづらいという問題はできるだけ避けたいものです。
そんなときに便利な機器が、相手の声を周囲に漏らさず聴き取れるヘッドフォンと相手に鮮明に声を届けられるマイクが一体化したヘッドセットです。
在宅でのテレワークで活用できるのはもちろんのこと、カフェなどでオンラインミーティングに参加しなければならない場合に、周囲にできるだけ迷惑をかけず通話をすることが可能です。
ヘッドセットは主に以下の3種類に分けられ、それぞれ特徴が異なります。
種類 |
特徴 |
片耳タイプ |
コールセンターなどで用いられるタイプで、周囲からの呼び方に対応可能。自宅でのテレワークにおすすめ。 |
イヤホンタイプ |
両耳にしっかり装着できるため、通話相手の声が鮮明に聴こえる。コワーキングスペースやカフェでのオンライン会議におすすめ。 |
Bluetooth接続 |
Bluetooth対応PCとワイヤレス接続が可能なためコードがかさばる心配がないが、バッテリー式となる。充電さえあれば幅広いシーンで活用可能。 |
3種類のタイプの中でもさらに性能が異なるモデルが多数販売されているため、活用シーンを想定して選んでみましょう。
複数名で参加するオンライン会議に役立つ会議用スピーカー
コワーキングスペースなどで社員複数名が同時にオンライン会議に参加する場合、スピーカーとマイクが一体化した会議用スピーカーが活躍します。
会議用スピーカーは一般的に2人〜8人程度での使用が推奨されており、集音範囲数メートルのスピーカーフォンが複数名の声を拾って相手に届けてくれます。
定期的に社員数名が集まってオンライン会議やミーティングを行うようなシーンで活躍する機器です。
通信環境を改善させるWi-Fiルーター
Wi-Fiルーターは配線不要でパソコンやタブレット、スマートフォンとインターネット接続ができる機器であり、パケットを消費させずに通信を行えます。
特に膨大なデータ通信を必要とする業務ではWi-Fi環境は必須となるため、従業員に応じて調達する必要があるでしょう。
Wi-Fiには同時接続できる台数が設定されているため、接続台数は余裕を持って選びたいところです。
通信速度は「WiFi6」が最も速いとされていますが、古いモデルのパソコンやスマートフォンの場合は対応できない可能性があります。そのため、幅広いモデルに対応できる「WiFi5」がテレワークにはおすすめされます。
また、ポケットWi-Fiルーターがあれば、Wi-Fiが通っていないカフェなどでもインターネットを使った作業が可能となります。
→テレワーク向けPCとポケットWi-Fiがセットになったレンタルサービスがお得!
テレワークに必要な機器を揃えるならレンタルがおすすめ
テレワーク導入に必要な機器を選んだあとは、どのように調達するかが問題となるでしょう。
主にパソコンや周辺機器を揃える方法は、「購入」「リース」「レンタル」といった3つの方法になり、導入コストや使用期間を考えて慎重に選ぶ必要があります。
これらの選択肢のなかで最もおすすめしたいのが「レンタル」です。
最近ではテレワークの普及に伴い、テレワーク向けのパソコンや周辺機器をレンタルしている専門業者が増えています。
パソコンレンタルサービスを利用するメリットは、以下のようなものが挙げられます。
- テレワーク向けのパソコンやタブレットをレンタルできる
- 導入コストを大幅に削減できる
- 最短1日〜数年単位の契約期間を自由に決められる
- テレワークに必要な周辺機器もレンタルできる
- キッティングサービスがついている
- ヘルプデスクやサポート窓口を利用できる
3年以上の契約が基本となるパソコンリースサービスとは異なり、数ヶ月のテレワークにも柔軟に対応してもらえるのがパソコンレンタルサービスです。
必要に応じて契約の延長をしたり中途解約をしたりできるため、終息が見えないコロナ禍のテレワークの導入には、パソコンレンタルサービスが最適といえるでしょう。
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まとめ
快適なテレワークに必要な7つの機器と選び方のポイントをご紹介しました。
テレワークには、オフィスでの業務を卒なくこなせるスペックのパソコンに加えて、通信環境を改善されるWi-Fiルーターやオンライン会議を快適にするヘッドセットなどの周辺機器が必要になります。
揃えるべき機器はテレワークを行う場所や業務内容に応じて変わるため、ご紹介した情報を参考にしていただければ幸いです。
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